ビールでグイーッと水分補給!というのは間違っています。
逆効果になってしまいますよ!
運動会シーズン!
まだまだ暑い最中。注意点などをまとめてみました。
炎天下の外出。1杯の水に生き返った心地がします。
のどが渇くのは、体が軽い脱水症状をを起こしているからです。
補給しないと体がもちませんよ。
ただし、かぶ飲みはいけません!
ビールでグイーッと水分補給!というのは間違っています。
逆効果になってしまいますよ!
のどが渇けば水を飲む・・・・。
当たり前のようですが、いつ、どれくらいの量を飲めば効果的なのか、意外と難しいのです。
そういえば、運動中は水を飲んではいけない、と言われていた時代もありました。
こう話してくださるのが、横浜市スポーツ医科学センター・長嶋内科診療科長です。
水分の補給は出た分を補充するのが基本。
「運動をすると体重が減ります。その減少分のほとんどが汗です。
運動の途中で体重を量り、減った分をとるのがベストなんです」。
ただ、これは現実的ではないので、運動前にも飲んでおくのがいいそうです。
1〜3時間程度のマラソンのような場合は、運動前に250〜500ミリg、運動中も1時間ごとに500〜1000ミリgが目安だといいます。
「温度や湿度にもよりますが、一般に運動前には500ミリg程度飲んでおくといいでしょう」
汗には1gあたり2〜3c余りの塩分が含まれます。
たくさん汗をかいたのに水ばかり飲んでいると、塩分濃度が下がってしまい低ナトリウム血症をまねきかねません。
塩分が含まれたスポーツ飲料がいいそうです。
ただし「肥満の人が健康のため運動するときは飲みすぎに注意してください!」と長嶋さん。
糖分いりのスポーツ飲料もあり、体の脂肪分を糖分に変えて「燃焼させる」ための運動なのに、糖分を摂りすぎては元も子もありません。
「高血圧の場合も塩分を考えて飲んでください!」
のどが渇くのは、運動に限ったことではありません。
「私たちはふつう1日に体重1`あたり15ミリgほどの汗をかくと言われています」と長嶋さんは話してくれました。
ほかに水分は尿や呼吸からも失われます。
「でも人は水を体にためてはおけないので、少しずつ補給しないといけないんです」。
人の体の60lは少し塩分が含まれた水分です。
水分は体を構成するだけではありません。
命の維持に実に大切な働きをしています。
栄養分の運搬や呼吸、不要になったものを排泄、体温の調節・・・・。
だから、水分量や塩分濃度を一定に保つよう体は様々な機能を備えている。
のどが渇くのも、水分のバランスが崩れてきたのを脳が感じるから。
塩分濃度が変わると尿の量を加減して調節することもあります。
「ミネラル分を含め、排出された分を補えば問題はありません。」と長嶋さん。
その目安のひとつがやはり体重だそうです。
その変化にはふだんから気をつけなければならないようです。
とくに水分が必要なのは、乳幼児やお年寄りです。
乳幼児は水分量が80lと高く、その変化の影響を受けやすいのです。
お年よりは、汗をかきにくく脱水症状が外に出にくいということがあります。
「病気によっては脱水を感じにくい場合もあり、周囲が気を配らなければなりません」と長嶋さんは話してくれました。
こんな飲み方に注意
☆冷蔵庫で冷やした水をゴクゴクッ!
冷たいものばかり飲むと胃の働きが悪くなったり、下痢をしたり。
5〜15度が腸で吸収されやすい温度。
☆暑くてのどがよく渇くので大きなペットボトルを一気飲み
一度にたくさん飲むと胃液が薄まって食欲がなくなったり、消化に時間がかかったりする。
1回はコップ1杯(150〜200ミリg)程度で、こまめに飲む。
☆ジュースなど甘いものばかり飲む
糖分をとり過ぎると血糖値があがり、空腹感がなくなり夏バテの原因に。
☆朝は慌しいので何も飲まずに出勤
就寝中にかなりの汗をかくので朝は水分補給が必要。
寝る前に飲むのも大事。
☆風呂上りにはビール。
そのため入浴前は水分を我慢
ビールは水分補給になりません。
アルコールは利尿作用があり、水分が奪われます。
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まだまだ暑い日が続きますが、気をつけなければならないのが熱中症です。
同じ気温でも湿度が高いとその分危険が増します。
気温(室温)や湿度、風速などの環境を知り、こまめな水分・塩分の補給が欠かせません。
服装も大切になってきます。
外から熱が入りにくく吸湿性にすぐれ、すぐ乾くものがいいですね。
「期他的に防げるものだけに、スポーツの指導者は心してほしい」